12星座の区切りが半端!なぜ半端な日付から始めるのか?

星座占いというのは、1月1日起点ではないので、半端な日付から始まっていたりします。半端な日付で始まる理由が、春分点から始まるからです。春分点から1か月区切りで12分割されていますので、どの星座も半端な感じになっています。半端な感じだからと言っても、それほど問題になることはないでしょう。

春分点が基準となっている

12星座しかありませんので、1月が○○座、2月が○○座というように、月と星座を1対1に対応させていればとても分かりやすいのではないでしょうか。しかし、星座占いのベースとなる12の星座は、1月1日起点ではありません。1月1日起点でないからこそ、各星座の始まりと終わりが半端な形になっているわけです。

実際に星座の起点となるのが、春分点です。春分点とは、赤道座標と黄道座標の原点に当たる点です。春分点というのは、一般的に春分の日に該当します。春分の日は3月21日に当たり、ここを基準として12分割されたのが12星座ということです。春分点を基準にしたことにより、各星座が1か月区切りになったということです。

昔の人にとって太陽というのは、重要な意味を持つものでした。神様そのものということもありますし、吉凶を表すものということもあります。そのため、太陽を見失わないように、12星座を定めたものです。太陽の通り道に存在していた12の星座を占いとして使用していたわけです。

日本で一番普及している占いが12星座を使った占いです。いろいろなところで目にすることが多いですので、自分がどの星座に該当するのかを知っているのではないでしょうか。自分に該当する星座があった場合は、どういう特徴があるのかを知っておくと、より星座に対して愛着が出てくるのではないでしょうか。

各々の星座は1か月単位になっている

星座占いで用いられる星座というのは大きさがまちまちになっています。まちまちだからと言っても、対応する期間がまちまちであれば分かりにくくなります。そのため、太陽が1か月ごとに1つの星座を移動するような形で、12等分したというわけです。

占いの起点は、春分点になり、そこからおよそ1か月ごとに各星座が分割されています。たとえば、おひつじ座であれば3月21日から4月19日で、おうし座であれば4月20日から5月20日というような形で、分割されています。大抵の場合は、自分の星座を把握しているのではないでしょうか。メディアなどである占いは、自分の星座に該当するところを確認して、それを参考にするということです。

4月であれば、おひつじ座になる人がいる一方で、おうし座になる人もいます。4月1日から4月19日の人は、おひつじ座で、4月20日から4月30日の人はおうし座ということです。起点が春分点になっているからこそ、月の生まれの前半と後半とで星座が異なる人が出てきます。

占いということで言えば、生年月日によって星座を当てはめるということになります。たとえば、6月11日生まれであればふたご座になるので、ふたご座に該当する特徴が当てはまるということです。メディアでの占いにおいても、自分はふたご座ということで、その順位とアドバイスを確認するわけです。

人の性質というのは、12分割されるということを表すことになります。ただ、実際には個々の性格によって異なってきますので、本当に12分割されるのかどうかは疑わしいところです。ただ、星座をベースにして単純に12分割されているということです。この12分割が合っているのかどうかはともかくとして、占いと見ていくと、該当するところがあるのではないでしょうか。